更新はゆっくりです。いつか誤字脱字も直して詩集を出したいです。
退屈な話を聞いている時は、架空のロックバンドの設定を作り込んでいるけど、ある意味退屈していないのだろうか?

昼寝から覚めてもまだ30分。外は雨、内容の忘れた本があるけど肘回りが疲れるから読まないでグダグダしている。

どんな場所に連れていっても枝毛探しを止めない彼女に嫌気が差して、僕は酷い振り方を計画した。

一方的な試合運びになったので、チャンネルを変える事にした。

平和だから退屈があるとは限らないようで、銃撃戦のさなか弾を切らしたので雲を見つめていた。

天国に来たけど何にもない。こんなんだったら地獄の方が楽しそうだ。

物や娯楽の無い時代を生きてきたが、溢れている今でも退屈な気持ちになるのはどうしてだろうか?

退屈でつまらなかった頃の自分を引き離す為に俺はバイクを走らせた。…だけどなんかいけないものを置いてきてしまって、常に逃げてる様な焦燥感が俺を支配していた。

暇潰しでやり始めたテトリスは、知らぬ間に敵無しになっていたのだった。

飽きたし疲れてきたから止めたものの、刷ることが無くなってしまった。

流れてくる瓶に倒れているのがあったら起こしてあげるだけの仕事は、人生を無駄にしているかのようで、機械でどうにか出来そうだし、何より誇れないと思った。

する事が無さ過ぎて、脇毛をピンセットで丁寧に抜いていった。

一人だとつまらないを理由にそれぞれが集まった所で、別に何かが始まるわけじゃなかった。

何度入れても落ちて来る百円を、自販機が認識するまで入れて続けた。だって私には時間があるのだから。

「なんか面白い話をして。」そう言われた時、私は取り合えず黄金餅を披露してみる。

暇だと鏡に向かってにらめっこをしていたら、向こうの自分が笑いだした。

自分の番が来るまで練習でもすれば良いのだろうけど、取り組んでいる人の様子を眺めていた。

相手が居なくて始めた一人将棋は、終わりが来ない。己の一番の敵は己自身なのだろう。

自分の知らない所へ向かうのも悪くないなんて思って車を走らせて五時間、私の心の中を不安と恐怖が支配していた。

自分がログインしてる時、皆はリアルが忙しいようでネットでも僕は退屈していた。
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金を取り返しに行こうぜと誘われトイレに行ったら、そいつとグルだった。

彼が鍛えている理由はリアルファイトになった時に勝つ為だそうだ。

垂れ流しのチュートリアルだけで多くの人を挫折させるゲームがあるらしい。

先輩のパンチは物凄いけど、パンチングマシーンを弁償させられるのでもう見る事は出来ない。

佐藤は音ゲーの手捌きを見せたかったのに、プレイした曲の格好良さを褒められて不満そうだった。

本日は先負。先ずは様子見で1ラウンドは譲る事にした。

子供向けのカードバトル機を陣取り、子供達を後ろに並ばせているどうしようもない大人が居る。

脱衣麻雀の最後を見たいという下心が、僕をプロにさせたと名人は語る。

運転免許を返納したお爺ちゃんが、気晴らしにレーシングゲームをしているけど、ブレーキとアクセルを踏み間違えているので選択は正しかったと思う。

ハンドルを握ると性格が変わる彼は、レーシングゲームをしていても暴言を吐きながら走る。

UFOキャッチャーしてる時に大きな地震が起きたが、景品はビクともしなかったから私は止めた。

どーしても遊びたかったのか、コインの山に紛れて10円玉が何枚か入っていた。

中学まではコインゲームばっかりしてたなと思いながらやっていたら、もうお昼過ぎていた。

格闘ゲームの世界チャンピオンも、ヤンキーが挑戦して来たら接待プレイをする。

俺が操縦しているUFOと違って単純なのに物が掴めない事に頭を傾げていた。

譜面通りに叩くな、感じたままに叩け!…師匠、太鼓の達人じゃそれは通じなかったよ。

エアーホッケーの打ち合いにビートを感じた黒人っぽい人がラップを入れて来た。

初めて入った店内で、私で遊んでと娼婦が誘惑してるかの様なプレイ画面が広がっていた。

ダンレボを極めた高橋さんは最早、踊っていなかった。革命だけを起こしていた。

2週の第4ステージ、あの場所を何万円も注ぎ込んできたのに、ボムで回避する事を忘れて撃墜される。

アルカノイドのプレイが調子良い時に限って、君は早くまたやって来る。

インベーダーをプレイした後、ゲームセンターを出たのにあのBGMが聴こえてくる。

パックマンで遊んだ後は、ピザを買いたくなるのは何故なのだろう。
並列で歩く女子高生達の無敵感は異常だ。そのせいで追い越せず電車を一本諦めた。

社会への不満の呟きとは全く関係無い自撮りの写真がまたアップされている。

スタバに来た事よりも、アクセサリーを見せたいってのが伝わる写真がまたアップされている。

大学生なら4年、年齢なら22歳までが女の子と呼べるとお父さんは語る。

女子会なんて言葉を使う歳じゃない。女性同士の集いと言って欲しいと彼は言った。

幾つになっても女の子を求める人は、若いと言うより幼さを感じた。

プリクラの中だけは今でも女の子のままだけど、どれも本当の私の顔をしていなかった。

黄色い声は遠くで聞いてるのが良い。近くでされると五月蝿くて下品だった。

恋愛を話題にしたがらなかった私は、他の女の子から早くも女性と扱われた。

私にもこんな時代は有ったのに、羨ましさからロリコンになりそうであった。

女の子はアニメにしか居ない絶滅危惧種で、現実はませて可愛いげが無いと弟は嘆いていた。

物に溢れた都会の女の子よりも、田舎の女の子の方が純度は高く、どうか都会に染まらないで欲しいと願った。

早く大人になるのもなりたがるのも女の子が先なのに、女の子扱いを求めるのに違和感を感じる。

女の子はアイドルなんかよりも、プリキュアみたいな肉弾戦に憧れるようだ。

女の子らしかった夏奈子に違和感を感じて訪ねたら、彼氏の家に泊まったそうだ。そうか、もう…。

恋愛には奥手だけど、食生活に関しては肉食な女の子だった。

金髪ボブヘアーに街は溢れていて、必ず君を見つけ出すなんて台詞が霞んでくるのだった。

死にたいが口癖の女の子の左腕には幾つもの切り傷があった。私はそれを生きたいと思った数だと認識した。

文化祭の合唱練習で熱心過ぎて泣き出す女の子よりも、変声期の辛さを聞いていた私の方がモテた。

初潮を迎えた記念に炊かれた赤飯は、血よりも真っ赤で食欲が失せた。

学校の帰りに私達に声を掛けていた変質者さんは、今でも母校の女の子に声を掛けているのだろうか?

女の子の頃は皆を好きだったけど、いつの間にか一人を好きになっていた。

第2ボタンを貰ったけど、どうしたら良いのか分からなくて結局捨てた。

悪酔いした吉田君は男に産まれてしまったから、女の子を産みたいんだと泣きながら語る。…産むのは奥さんだろ。

女の子ってのは強い武器だけど、使われると周りから嫌われる代物だと感じた。

仲良しな筈なのに、席を外すとその人の陰口。理由も無い派閥。私はどっち付かずで、男子とばかり遊んでた。

あの女の子の中で孕みたいと言う気持ち悪い言葉に、共感する日が訪れようとは夢にも思わなかった。
切り捨てられた炭水化物達が、調理して欲しい顔でこちらを見つめる。

私は彼のパラパラじゃないビチャビチャな炒飯の方が好きだ

旦那の胃袋を掴めないままの結婚生活は、常に虚しさの連続である。

野菜だけ食べる彼の生活は、神経を使って不健康に感じる。

世界を制した黄金の左は、千切りの時に押さえる形で発揮される。

共食いをして以来、自分は料理されたいと思う様になった。

彼女の不味い料理は僕に例えるユーモアを与えてくれる。

泥団子や葉っぱで作った子供の料理が、こんなにも美味しく見えるとは

何十年も修行した寿司職人が、ついさっき出来たロボットに負けるなんて…。

母は重度のキッチンドランカーで、米を酒で炊くようになり入院した。

茹でられる生きた蟹を可哀想と思ったが、直ぐ美味しそうに変わった。

また妹は味見と称して作りかけのケーキを平らげた。

一流のシェフが作るカップラーメンは、何故か数倍美味しい気がした。

彼の鍋料理は美味しいが、それは材料なのか彼自身の腕なのかは不明だ。

タレより塩が好きになるなんて嘘だ。そう言いたいだけでしょ皆?

数学教師だけど味の計算が下手みたいで、いつも調味料を余計に足す。

最後の晩餐で出されたステーキを、祖国の想いと一緒に噛みしめた。

手造り弁当は食べる頃には冷めているけど、温かい気持ちにさせてくれる。

企業秘密のタレより美味しいのが出来ても、師匠は教えてくれなかった。

僕がこのラーメン職人を好きな理由に、写真を撮る時は腕組しないから。

また厳格な住職がやって来て、食べ初めと終わりに念仏を唱える。

これから人に会うが、味の余韻に浸かりたいのでミントは止めといた。

侍は小太刀の方で仕方なさそうに魚と野菜を捌いた。

腐りかけが美味しいなんて嘘だ。大体はお腹が痛くなる程に不味い。

定食屋の店主が母だと確信したのは、カレーを口にした時だった。
たかが練習試合での空振り三振だが、本戦並にやり切った気持ちだ。

キーパーでそんな動いてないのに靴紐が解けていた。

卓球やバドミントン、そしてテニスのラリーに音楽を感じた。

駅伝の襷を繋ぐ思いに関心がないだけで、人との繋がりは大事にしてる。

乱視のバッターは常に分身魔球を相手にしている。

水泳するのとはまた違う息苦しさを都会の人混みで感じる。

サーフィンしてる彼は、時代の波に乗るばかりで創ろうとはしなかった。

スノーボードが上手い彼は、決して調子には乗らないので転ばない。

力士は和式便所での安定感も流石だ。僕ならフラ付いてしまう。

瓦職人が師匠の自宅に押し寄せ、どんな気持ちで割ってるのか問い詰める。

バレーをしています。踊る方の?ってやり取りを初体験した。

槍投げ選手が一番紙飛行機を遠くまで飛ばした。

こんな広い場所で小さいホールに入れる。ゴルフは贅沢なスポーツだ。

家族で接戦と解説されるカーリングの試合を何となく見てる。

ブザービートを決めた時、歓声の声は遅れてやって来る。

剣道9段のお爺さんには、割り箸を持たれたら勝てない気がする。

地球の回転に合わせて、ハンマーを投げたら記録が良くなった。

私の中で鳴ったゴングは開始の音、それとも終了の音だったのだろうか?

体操選手を床上手だと言った政治家の発言が物議を醸していた。

熱血スポーツ選手の発言が、テレビを通して鬱の自分を殺しに来てる。

誰もが取り敢えず4回転を沢山決められれば勝てるんでしょ?と思っている。

シンクロでは息がピッタリの彼女達は、それ以外では噛み合わなかった。

王子って呼ばれちゃうと不幸になるんだなと週刊誌を見て思った。

サッカー選手が試合中、手持無沙汰で困っている。

あんな失礼な奴が、礼儀作法を重んじる武道の有段者なんて。

不倫がバレた男はバレーで培ったビンタを頬に受ける。

セックスはスポーツみたいなノリの奴に恋愛を語られたくない。

女子ビーチバレーを見ている男性は変態の目付きをしている。

サムライジャパンは勝てば敵の首を討ち取り、負ければ切腹をする。

東洋の魔女達が、魔女裁判に掛けられ火炙りの刑に処せられる。

あれは100メートル自由型を犬掻きで優勝した佐澤さんだ。

胴着を締める帯を使った絞殺だが、柔道部に犯人は居なかった。
あの子供が被っているのは帽子みたいな形のUFOだった。

理科準備室の空かずの扉にはホルマリン漬けのエイリアンが入っていた。

イカにしては足が多いこの生き物をイカと同じやり方で調理した。

転んだ隆君の膝から青色の血液が流れていた。

宇宙人は私達が彼を恐がる以上に私達に恐がった。

地球侵略は思っていたより派手でなく、衣食住の情報集めからだった。

地球は宇宙にとって癒しの惑星なんだと岩盤浴で宇宙人は語りだした。

話の通じない良介君は、宇宙人との意思疎通に関しては誰よりも優れていた。

宇宙人に連れ去られた叔父の話は遺骨に紛れた金属で真実だったと確信した。

草花を踏みつけないに気を配りながら宇宙人は地上に降りてきた。

ミステリーサークルは縄張り争いで付けられていると教えられた。

聞いた言葉をそのまま翻訳サイトに入力すると、お前がお昼火燵と出た。

彼等が言うには、地デジの電波は仲間からの救難信号に似ているらしい。

音楽はノイズが好きそうな偏見を持っていたが、ファンクが好みらしい。

どうやら犬の缶詰めは彼等にとって高級食材に値するらしい。

眠ることの無い彼等の母星では寝た降りがブームだそうだ。

お前何処宙だよ?厳ついエイリアンが大統領にガンをつけながら言った。

テレパシーの範囲を間違えたのか、沢山の声が頭の中に入り込んできた。

時間にルーズな彼は地球のリズムと合っていないのだと思う様になった。

宇宙人をやっつける映画を見せて、地球人やべぇ…と思わせる事に成功した。

頭がデカ過ぎるせいで地球では首の座らない赤ちゃんみたいだった。

余りにも細いその体は、地球の重力に耐えきれず押し潰された。

あれが獅子座と言われ何処にあるんだと感じのは宇宙人も一緒だ。

ずっと一緒に居たくて、クローンを作ってもらい僕は宇宙へ飛び立った。

卵を産み付けられ膨らんだお腹に、母性と恐怖を僕は感じた。

宇宙人撃退として取り敢えず性病のある人を抱かせた。

E・Tじゃなけりゃ、自転車で空を飛べやしないんだ。

E・Tの真似事で光る指先に触れた時、僕の右腕は消し飛んだ。

地球の何億も後に生まれたのに、科学力が圧倒的で悔しい。
「牛鬼って食べたらきっと美味いと思うの…。」焼肉屋で彼女はそう呟いた。

あのぬりかべはストリートアートを語るうえで外せない物を描かれてしまった。

ゴミ屋敷のゴミに付喪神が宿り、百鬼夜行の日に居なくなった。

どんなに目茶苦茶でも、のっぺらぼうは福笑いの顔を羨ましがった。

これだけ探してもテレビのリモコンが見当たらないのは、きっと妖怪の仕業だ。

見に覚えの無い切傷は、鎌鼬の仕業なんだと思うようにしている。

体育館には河童に盗まれた尻子玉がズラリと並んでいた。

あれは墓場まで持って行く話を聞きたくて殺された田中君の幽霊だ。

国会で人魚は人類として認められたが、人面犬は駄目だった。

裕福な家には地下があり、そこの座敷牢には座敷童子がいた。

子泣き爺は足を捻挫していたが、誰も負ぶう事無く歩かせた。

とても太った垢舐めが垢擦りをしてくれるそうだ。

人魂を見た時は恐かったが、落とし物が灯りで見付かって嬉しかった。

コンタクトレンズを探すのを手伝う首なしライダーに出会った。

徘徊するジェットばばあを保護するのは大変だと彼は言った。

ジェットばばあは自分よりも遅い車に乗って仙台に向かった。

秘密主義な彼女は口裂け女になってからは言いたい放題である。

テレビではハーフタレントから妖怪タレントに移り変わろうとしていた。

飲食店で働いてる小豆洗いは、皿洗いの毎日に鬱屈していた。

天狗になっている。間違いなく天狗になっているのに、神通力が使えない。

稀有怪訝はきっと、キモ可愛いって言葉を先取りしていたんだと思う。

ガラガラのコンサートも家鳴り達のお陰で盛り上がって聴こえる。

天井舐めは青空の下、在りもしない天井に向かって舌を伸ばし続けた。

枕返しはつい最近、技を開発したらしいが寝ているので確認出来ない。

「この私を抱ける?」雪女の裸を見て、冷たさよりも乳輪がどうかで考えた。

山彦から声の返事が来ない。最近買ったスマホで返事したいらしい。

いそがしは過労させるよりも、ニートを働かせる方にシフトを変えた。

天の邪鬼に忠告される程、ヤバい奴が転校してくるらしい。

日照り神さん、お陰で潮干狩り捗りました。これは皆からのお礼の貝です。

泥田坊が田んぼの中をクロールする度、ザリガニが威嚇で両手をあげる。
アナタが楽しげな人達を遠くから見る目は、線香花火が落ちる時と似たようなもの。
盲点に書かれたメッセージが泳いでいる。
飼い猫が「アルミホイル心臓に巻くと電波にやられない」と言う。
僕の零した海で絵を描く君の人差し指。
雫の形をした石は、全て涙の化石と言ったのは誰?
焦げた食パンの模様は世界地図に見えて、気付くと私は出世番号を呼ばれるのを待っている。
何か速いもののせいにしたら、置いてき堀にされたって怖くは無いよ。
転がる様な宇宙の回転。ベッドに寝転んでじっと目を閉じれば解るさ。
ブルーヘブン・レッドヘル、この世は何色で呼べばいい!?
背中の髑髏の入れ墨は暴力を振るう時にまるで笑ってる様に見える。
波の暗号を君は解読したか?「魚は賢い、早く帰って来い。」だとさ。
繁殖する命の声は、静止する事無き生死の歌。
柔らかな雲の国では日差しに焼かれ、多くの民が焼け死んでるのを地上の私達は知らない。
裸の太陽、震えている。着せてあげたいけど、見上げる事しか出来ず。
噴き出す血液が花火の様な刹那を魅せた時、僕は芸術家になろうと思ったんです。
パズルのピースを揃えるような感覚で、僕は一人の人間を作ってみたかったんだ。
今日は、海が静かだ。私はHOPEを灰にして花束を海に投げ捨てた。
スクランブル・レインボーにトリップ。空気も筋肉も体液も心も揺れに溶けて逝く。
化石になった視神経で何を見て何を感じても時代遅れ。
幾つもの、星がぶつかり大きな光に空は埋もれて行く。
人は三十五歳になるまでにそれ以降にかかわる出来事を、全て経験してきているのである。
この世は長い刹那、その中で私達は生きている。
涙が宝石なら、この世は潤うのか?
絶えた歌が一輪ありました。茎を捨てられ飾られた幼い花でした。
誰に向けられてるわけでも無い赤や黄色、白いネオンがまるで槍よりも鋭くなって私に向かってくるようだった。
空を見上げるのは何時だって太陽の無い時だった。
あんな眩しいのがずっとあったなら、空なんて檻みたいに思ってただろう。
合わせ鏡の三枚向こうの私は背を向けていて冷たそうだった。
これまでに流れた涙を分離すると嬉し泣きはこれっぽっちしかなかったよ。
半狂乱のバレリーナ、歪な心身とどうにもならないこの世の舞台で踊る。
外が眩し過ぎて、灯りの無い店内から景色を見ると何も見えない。
ハミングバードの羽ばたきが聴こえるよ。蜜が溢れた今日は苦い物を口にしとこう。
気の触れたビーチで破けた浮き輪と赤血球、白い砂浜を甘いピーチ色に固めてく。
オシャレな夜も鍵盤叩いた様なスリルに急降下しちゃえば良いんだ。
ガラス細工が全て弾け飛んだみたいに眩しい夜空を旅人は漕いでいるらしい。
モザイクに浸かろう、超現実なこの世を見るには早い。
赤子の声を盗んで、纏めて放送局で流せばきっとミルクに塗れた朝が来る。
星屑の積もる海岸から小舟の人を望遠鏡で覗き込んだ。
君の居ない寝床に花の香を付けて今日、このサイレンが止むまで語るよ。
玉乗り曲芸師、次は満月を転がすのかな?行先は銀河、完成された円周率の世界。
ラジオのFMサーファー、あなたに届けたいものを虹色の波に乗っけてやって来るんだとさ。
辿り着く過程で宇宙服も筋肉も全てが脱ぎ捨てられて、裸よりも裸なソウルレインボーへと変貌を遂げる。
摩擦を減らして滑べりながら絡み付く。動物的なお前の声と、締め付ける柔らかい宇宙。
だから疲れるまで踊り明かそう、これら全ての現象はお前の為に起こるんだ。
俺はただロックに生きたいから、これら全ての現象をお前の為に起こすんだ。
十階は夢想だった。夢十夜ニ夢中だった。夢足す夜和夢中だった。
古い影が躍る。ガラス細工の発光する海辺で、万華鏡の様な空模様 最上階は天国逝きの摩天楼。
褒める人はきっと、気の触れた前衛芸術家とか砂嵐のテレビを好んで見る人とかだろう。
この世は生と円に支配されているので、逃げられないそうだ。
子供だった龍が、川釣りをしていると帰って来た。当時は緑だった鱗も、大人になると青になるらしい。
洗浄されるこの世は縦に回されて回転が止まったその日、真夜中の空模様は汚れが落ちた白夜だった。
揺れる宇宙の水。合図で酷道を下る。呼吸を始める君を見下ろす八つの太陽。
世界中からアイラブユーを集めて、寂しがり屋のこの惑星にぶつけてやれば上機嫌に回り出すかも知れないぜ。
鏡の国の割れた人達の笑顔、取り戻す為のスペクタクル。
お菓子だらけのワンダーランド路地裏でビターを売る闇商人に出会った。
渡り鳥の群れが撒いた手紙、宛先は風が運んだ人へ。
世界を濡らすのは感動よりも血液で、何処かで誰かがまた流す理由を作っている。
ミラーボールムーンディスコ、点滅する地上で誰もが予定を忘れた。
足音で君が来たと分かるのは、それだけ一緒に居たって証拠さ。
心の深海に潜って見付けたんじゃない、干上がり残っていた僕の感性。
生まれ落ちて来たままの心で居られたなら僕等、透明みたいに何にでもなれた。
重く澱んだ下流だって、今じゃどっかで爆発して魚を月まで飛ばしている。
出鱈目に描かれているかに見えたら巣は見知らぬ惑星の世界地図で、文明のビートが流れ出す。
夜光を盗むのが止められない私の手は、いつの間にか私の物でなく、夜そのものになってしまっていた。
足元には歴史が敷かれていて、行き交う足音で文化が鳴らされている。
混ざりきっていないカクテルを口の中で転がしてはみたけれど、悪酔いをして熱くなった体温を抜いていた。
この世は美しくて綺麗だとしても、ディストピア、ディストピアだ。
笑顔や希望や夢に溢れていても、ディストピア、ディストピアだ。
此処は君の居る光の街、僕は君を捜し飛び回る渡鳥。
有りもしないビートに乗せて語るのは、もういい加減疲れてしまったよ。
「ねぇ、お姉さん知ってる?人生はクイズで目に見えるものは全てヒントって話。」
サイケデリックは塗ったくれた感情の群れで、それの何処かを傷付けると症候群となって現れる。
悪い花を国家は情報として咲かせている。溺れる幻想都市で快楽の海に飲まれていく。
お前の身体を張り巡るエレクトリック・ギャラクシーを加速させる機械。感覚の全てを置き去りにする。
きっと見上げた輝きはドレスの様に美しく見えるだろうね。
或いは調和の宇宙へと導かれる。でもあくまでもお前はカオスであろうとぶっ飛んでいるだろう。
嗚呼、私のベイビー初めまして、会いたかったよ。何度目かの生ける地獄にようこそ。
昔の事なんて忘れて、また性と死から生を感じる舞台に生まれ落ちて来たんだね。
モナリザの涙が零れたら、それは超速へ向かって繰り返し加速して行く。
花を眺め死を想う。地の悲鳴が聞こえ、欲張りな津波が大陸を飲み込んだ時もメメント・モリの大合唱だった。
赤い現象、赤い現象、赤い現象、赤い現象、赤い現象、赤い現象、赤い現象、赤い現象。
宇宙は長い夢を見ている。今夜絶頂を迎え、流星群を吐き出す。
ダダっぽく広がる未来派超現実は挑発的でアヴァンギャルドで前衛的、また実験的でシュールなダンスをしよう。
形而上の名前の無い物に溢れ返る。あれは流星、或いはアナーキー。
海の側、快速で未来を通る物語。それは新世界へ向かって走る自由な愛の葬列であった。
出来事÷感情=割り切れない
男女×愛=家庭を持つ
未来-現在=寿命
鏡+他人=外面の自分
人生-階段=転落
絶望的+祈り=奇跡
記憶×睡眠=夢
お酒÷水=深酒
年齢-応用=利かない
緊張感÷リラックス=高揚感
言葉+響き=韻字
虹×雲の上=ファンタジー
常識×カオス=アナーキー
スカイハイ-深海=地上
心+変化=恋
卵÷フライパン=料理

「この様に、この世は言葉の数式で出来ているのです。組み合わせと答えは無限大。ここにあげたのだってほんの一例ですから、皆さんも何か見付けてみて下さいね。」…そんな言ってたのに、先生は何処かへ居なくなってしまった。見付けて来たって先生が居なきゃ、意味がないじゃない。先生、これも答えと言われればそうなのかも知れないけれど。色んな物が組合わさって「言葉に出来ない何か」が私に出来ました。先生に会えればその答えがハッキリとしそうな気がするんだけどな。

でも、もうどうでも良くなって来た。言葉に出来る出来ないとか。先生の事も、この世が言葉の数式で成り立っているとか。そんなの優先的に考えてる程、私は暇ではなくなってしまったの。なにもしない休日は在るけれど、違う事を考えてる方が楽しいし、考えない方が充実しているのだから。先生の教えてくれた事は確かに素敵だったけれど、鮮度は保てないみたい。言葉の数式で成り立っているから何なんだろう。別に人生がそこで一変したり、物事を考える基準にもならなかった。今となれば、先生がずっと居たとしてもそうだったと思う。教えられ無くても、最初から会わなくても私は現在に行き着いていると思う。

ってな感じでコーヒーを飲んだ後に歯磨きをして、歯医者まで歩いて向かうまでの間、在りもしない過去の出来事に思いを馳せていた。我ながら詰まらない事を考えてる。どうせならもっと贅沢なストーリーを展開したいのだけれども、私にはそこまでの想像力は無い。こんなにも現実や空想の舞台に触れているってのに。なんとも虚しき呟きポエマー。
街が本格的に動き出す頃に僕は帰り、昨日の夕食だった物を冷蔵庫から取り出して食べる。それからシャワーを浴びながら歯磨きをして、録画していたアニメを未だにキャラの名前を覚えられないまま見て眠る。選挙カーや電話、電車の音に起こされるのは嫌だから耳栓をしながら眠る。そんなんだから僕の目覚まし時計は音が大きい。日光は浴びていた方が良いって言うのは健康番組で聞いていたから、カーテンは開けたままにしている。最初からこうしてしまえば陽射しが邪魔になる事は無いんだ。夕方頃に起きると家族が居て、これから美味しい夕飯が出来るのを待っている。たまには僕も出来立てを食べてみたいな。でもそんな時間は無いから、車を走らせ近くのコンビニでパンとコーヒーを買い、口にしながら出勤して、皆がバラエティーやドラマを見てる頃、これから眠る頃にせっせと動いてる。これが僕の生活。

街は不眠不休で動いている。歯車だネジだと機械的な表現をする人もいるけれど、私個人としては動物的であり、国と言う生き物が一匹。肌は木々や建築物で覆われており、都道府県ってな身体を持っている。中身を除くと市町村なんてパーツに細かく別れている。政府だとか医療だとかビジネスとか様々な臓器が詰め込まれていて、血管や神経、リンパ管の様に張り巡らされた道路を細胞の様な、ウィルスの様な、細菌の様な私達が駆け巡っている。大抵こんな事を考えている時は、人手が足りない事が影響出ている時である。忙しい中で身体も思考も支配されそうな時、営業終了間際に来て長居する様な患者を相手している時、昼休みなのにしつこく出ろとなっている時、嫌だなって気持ちを逃がす為にこんな事が沢山浮かんでるんだ。私の職業は医療関係、困ってる人が段々と勝手に見えてあんまり尽くせません。心の中での副業は詩人。これが私の生活。

お昼過ぎに目を覚ます。ゴロゴロとしている間にも時間は過ぎていて、お腹が空いたから冷蔵庫をの中を漁りに一階に降りて、テレビを付けると上手く行かない泥沼の人間ドラマがフィクションとして垂れ流されていた。昼ドラこそバラエティーなんかよりも不健康で不謹慎だから自粛するべきなのに、他人の不幸は美味しいからなのか、一向に消えやしない。また部屋に籠り、近所の学生の明るい声が聞こえてくる時間にはテレビの音量を高くして逃げるようにゲームにのめり込む。飽きたらまたゴロゴロしながら眠る。夜の始りは一階で家族が美味しい晩御飯を食べてるのを、邪魔しないように音を殺してやり過ごす。家族が寝静まった頃に、また降りて晩御飯を食べる。そして直ぐに部屋に籠り、ノリの良い深夜番組を見ていると思う。変化の無い平和で鬱屈した毎日。社会的に取り残されてコンプレックスの塊になった俺。だけど、時間はどんなに忙しくても、退屈していても先へ連れて行こうとする。置き去りにしてくれたって良いのに。これが俺の生活。

朝起きるとそこには、また未来からやって来た私の友達がいた。シュレディンシステムの暴走を止めさせるだとか、三千世界を統一しようとする悪の組織の壊滅に協力して欲しいとか、プログラム人格へのワクチンコードとして君が必要だとか、此処である装置のプロトタイプを回収したいとか、昔の人が考えた恥ずかしい未来人の格好をして真面目に語り出す。私は彼が切っ掛けで、私の住んでいる世界の彼に嫌気が差して連絡を取る事は少なくなった。何だか厄介事に巻き込まれそうな気がしたから。この前なんかグラマ遺伝子だかを取り入れた合成人間が、新人類を主張して旧人類を抹殺するのを阻止したばかりなのだ。宇宙のどうしよもない奴等が集まる惑星1つを監獄にしたバルガドラスから凶悪犯が脱走した時も私が捕まえに行った。向こうの警察がやれよって思う。何でこんなにも私の元にやって来るんだ。何でこんなにも私は重要人物なんだろう。こんな話、誰かに相談も出来ない。頭が可笑しいと言われるだけでもう嫌だ。これが私の生活。
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