更新はゆっくりです。いつか誤字脱字も直して詩集を出したいです。
彼はベジタリアンだった。前は肉を沢山食べていたけれど、年齢を重ねるに連れて健康を気にするになり、自然とベジタリアンになったそうだ。だからなのか、決して「生きてる物を殺すなんて可哀想」とか言ってきたりはしなかった。彼は牛、鶏、魚は人付き合いがなければ口にする事は無かった。彼はその世界で言う所のセミ・ベジタリアンだった。「俺の食生活は少数だから、多くの人が肉を口にする場で我を突き通したり、押し付けるのは良くない。それに自分にとってもルールガチガチだと息苦しいもんね。」なんてよく言ってたな。彼の体つきは細くもムキムキな感じでもなく、まるで水泳や体操選手の様な綺麗な感じだった。野菜中心の食生活をしているからそうなったのだろうな。でも、そんな彼と一緒にランチをする事はもう無い。何故なら彼は皿の上に料理として置かれているのだから。彼は自分の食生活を少数と言っていたけど、他の人より食べる物の種類が多い人間が居て、そっちの方が更に少ないのを彼は知らなかったようだ。私は菜食で育った肉を食べる人間なのだ。気付いていれば食べられずに済んだのに、運が無かったようだね。

彼はミニマリストって人間だった。元々は片付けられない性格をしており、部屋の中は足場の無い状態になっていたようである。それを両親が怒って部屋の物を全部捨てられた時、酷く悲しんでこう思ったそうだ。物を持っているからこんなに辛いんだ。そこから彼は必要最低限の物しか持たなくなった。「余計な物無い事で空間が広がって気持ち良い。それに、物に愛着なんて湧いちゃうと無くした時に悲しい気持ちで一杯になるからね。」そんな事を言いながら彼は車を走らせ、その日の夜に自転車の籠にギュっと寝袋を押し込んで帰って来た。「これでまた過ごしやすくなる」と喜んでいるけど、私には物がない部屋の独特の緊張感と圧迫感があって、息苦しい感じがしていた。それに彼は物を持つのが恐いのと同時に、両親に復讐をしているのだと感じられた。彼は此処にこうしているけれど、フラッと居なくなってしまいそうで私は恐かった。だから本当の彼で居られる様に、私は彼を抱き締めてズブズブと身体に取り込む。私はカオスであり、アカシックレコードであり、除夜で追い出された煩悩の流れ着く場所である。彼は私の中でマキシマムな世界を生きて欲しいと想う。

彼はショートスリーパーだった。眠らなくても良い体質なんだそうだ。私はずっと彼と一緒に居るけれど、寝顔を一度も見た事が無い。今から寝てくれってのは無理なお願いだから、眠くなるまで起きていようと考えたけど、その前に私が眠ってしまうから無理だった。だから私は出来る限り彼を観察する。イルカみたいに片方の脳味噌だけ眠らせているのだろうか?それとも、瞬きの度に熟睡してしまっているのか?外見からは結局分からないので馬鹿な仮説を立てていると彼は言う。「俺が眠くならないのは、お前が寝ているからだ。」私は今起きて会話してるじゃない?「お前は夢を見ているんだ。夢の中で更に眠ってどうするのさ。この状態はもう何年にもなる。稀に目覚めようとするけれど、直ぐこちら側に連れ戻されてしまう。」でも私はちゃんと眠気を感じてるよ?「さっきも言った通り、お前は既に眠って居るんだ。だから眠ろうとしてるんじゃない、起きようとしてるんだ!」彼は私の頭を鈍器で殴り付ける。ぼやける景色、遠くなる彼の声。「そのまま落ちろ。良いか?落ちていくんだ。そして目覚めるんだ!」
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1分間の黙祷をしてる時に想った事…。


サイレンの音が空気を伝わり鳴り響く
すると小さな地鳴りが始まる
それは段々と大きくなって来て
皆は大慌てになる
だけどサイレンの音を聴いてみると
実は赤ん坊の鳴き声で
地鳴りは地球の胎動だった
あの時とは違うどす黒て
全てを飲み込む冷たい津波は来ず
温かく光輝く風の波が町を包み込む

どんぶらこ、どんぶらこ
桃が大量にそれに乗ってやって来る
にょきにょき、にょきにょき
竹が生えて眩しく輝き出す
ピューヒョロ、ピューヒョロ
コウノトリが袋をくわえて降りて来る
オギャア、オギャア
キャベツ畑が何だか騒がしい
町中が産声で溢れてる

あの日の皆は一回り幼くなって帰って来た
お帰りなさい、ずっと会いたかったです


汚された故郷から
思い出を捨てて
命からがら知らない街へ
受け入れてくれる人ばかりじゃなくて
あの子と遊んだら念入りに消毒する親
奴隷でも扱うかの様な子供達
生きたい、生きなきゃって心を
また死にたいに変えてしまう
津波よりも冷たく
放射能よりも人を汚す
人の心を殺してしまう人達

経験した事無い人達にはやっぱり
テレビで生中継してもフィクション
そんな風に見えてしまうのかな?
それは仕方の無い事だけど
最近のニュースは悲しくて許せない

あなた達の人生に
同等の不幸がありますようにと私は願う
こんな私も同罪であると思いながら


町が建築物で色付いていくのを
見渡せる高い所から眺めていた
昔とは違った華やかさと美しさ
そして賑やかさに溢れている

空元気を見せる人も少くなって来て
先の見えるこれからに向かっている
あの時に失ったものが
立ち止まっちゃ行けないって
背中を押しているんだね

人通りが少なかった場所も
今じゃ大勢の人が集まる場所になった
私もその中に飛び込んではしゃいでる
だけどそんな日の夜には夢を見る
君の居ない今の町を君と歩く夢
君と生きたい場所が沢山在ったと
目覚めた時に思うの


鬼がやって来た
怒号をあげながらやって来た
あれは高鬼、高い所に登って逃げろ
金棒で高台をガンガン叩きながら
土地の奥へと突き進んでく
ぐるぐると掻き回した後
撤収しては押し寄せるを繰り返す

私達はもういいかい?鬼はまーだだよ
私達はもういいかい?鬼はまーだだよ
私達はもういいよ!もういいよ!
為す術もなく叫ぶしかなかった
静まった頃に私達は高台から降りる
見付からない人達を捜す
私達はもういいかい?返事はない
私達はもういいかい?返事はない
私達はもういいよ…もういいよ…
力なく声を出す

とても悲しい隠れんぼ
鬼になった私達は悲しく見付けたと言う


あなたとまた会えて嬉しかった
電気が付いて喜んだ
お風呂に入れて気持ち良かった
ぐっすり眠れてスッキリした
沢山のご飯を食べれて美味しかった
心配してくれる人がいて嬉しかった
また会えるねって喜んだ
皆がそう感じていた
「そうだね。つまらない事さえ思い付かない時があったりするよね。」
「ネットにも幽霊は居るよ。ログインを全くしてなくて、連絡の付かない。見えるけど此処に居ない様な人。」
「別に信仰とか無いけど、煙草吸ってる時は祈ってるのと同じ状態だと思ってる。」
「君はその瞳に宇宙を飼っていて、無限に広がるその中へ僕は吸い込まれてしまいそうだ。」
「枯れ草が雨に濡れてもかつて色を戻さない様に、私達は水分を身体に保つ事が出来なくなるのさ。」
「一度だけの人生なんだし、せっかくだから前向きに生きてみるのは如何だろうか?」
「秘密にする事なんて何もないって事を隠してどうするのさ?」
「合せ鏡に写る君の表情はどれも悲しい顔を見せているんだね。」
「何かをしたいと手を付けるけど、そんな時は何処にも正解は無いよね。」
「宇宙が銀色なら、その上の神は金色だ。」
「終電だってのに、始発の時と変わらない乗客の表情が並ぶ。」
「お前の寝癖の形から俺はループに入ってる事に気付いたんだ。」
「感情で澱んだ人混みを掻き分けていく。何処か澄んだ所は無いかと。」
「世の中、その気になれば分かる事だけで出来ているのさ。」
「私は頻発に欠伸が移るが、体調にこれと言って変化はない。」
「糞張ったお腹から頑張って踏ん張って絞り出す事と、詩人は同じことをしているのだ。」
「満腹は幸せだけど、お腹に何時までも残っているのは辛い。」
「人生に関わる大事な言葉はどれも短い。」
「僕はまたさよならを誰かに言われ、自分もまた言わなきゃならない。」
「空き巣が来て私は胸にポッカリ穴が開いて、気持ち塞いでみたけど開けないとやっぱり満たされない。」
「因果応報が豪速球で飛んできたとしても、あなたなら打ち返せる。」
「ちっぽけな勇気や夢は集めてもでかくは見えないもんよ。」
「僕は自分なのに、自分の事を分かっていないし、コントロールも出来ちゃいない。」
「夕方に多くの人は今日を振り返る。眠るまでまだ長いのに。」
「生肉は誇張した殺意。」
「揚げ足ばかり取って具体的な解決案が無い政治家の姿は、学級会議の延長にしか見えなかった。」
「スーパーの陳列物が綺麗だと、手にしにくいよね。」
「やらされてる事がある時、物書きってのは言葉が降りてくるんだとさ。」
「定食屋で炒飯が出来上がるまでには煙草を吸いきってる。」
「あの日が近付いているが、遠くもなっている。」
「俺が思うに、漠然と長いのって不安だから、日時分秒で刻むようになったんじゃないかな?」
「何もしたくないから忙しいふりをするのは大変だ。」
「言葉にしたい気持ちを作りたい。」
彷徨うとか、汚れるとか、何かを無くすとか、光だけとか、引き裂かれる夢とか
苦しくて逃げ出すとか、君を本当に愛せるとか、砂の様にとか
まるで僕たちの様だとか、聞こえないふりをしたとか、愛されたいとか
叫ぶ君の声とか、風に揺られてとか、何も恐れないとか、子宮に堕ちて行くとか
傷付け合うとか、飛べない鳥とか、繋いだ手を離さないとか、暗闇で生まれたとか
未だに此処にいるとか、君の忘れた場所だとか、光を失うとか、虚ろな日々とか
吐く息は白くとか、雨はまだ止まずとか、君は泣いたとか、余りに弱いとか
余りに脆すぎたとか、愛しているとか、ただそれだけとか、哀しいとか、寂しいとか
生きていたいとか、不眠症とか、不感症とか、手首を切ったとか、息苦しいとか
強くなれるとか、弱くなったとか、弱いままだったとか、正気を無くすとか
狂ってしまうとか、抱きしめてくれるとか、盲目になったとか、名前を呼んでとか
月明かりに照らされてとか、何もかもが透き通ってとか、この瞬間は永遠にとか
黒い瞳とか、君の町までとか、硝子の様に透明だとか、傷痕だとか
死んだような笑みだとか、許されるだとか、君を焦がすとか、この祈りとか
僕等傷付いたとか、君を見つめていたいとか、神様なんてとか、信じていたいとか
触れる度にとか、太陽が眩しいとか、太陽になれなかったとか、身体を欲しがったとか
海が見たいんだとか、変われないとか、君の言葉は嘘でとか、許された季節とか
獣になるとか、永遠と誓うとか、裸足で飛び出すとか、いつか見た海とか
傷付かぬふりとか、君に憧れてたとか、君は僕の物だとか、あの世界で暮らしたいとか
音も立てず崩れ落ちるとか、ただそう云ってとか、真っ黒な血とか
身体を重ね合うとか。いつかあの場所でとか、生まれ変われるとか、お伽噺の様だねとか
手を振っていたとか、色を失くしたとか、光の中とか、此処には居られないとか
僕には似合わないとか、君になりたいとか、消えてしまわぬ様にとか、堕ちた鳥とか
誰かの為とか、裸のままとか、天使が通るとか、空しさだけとか、静脈だとか
注射器だとか、痩せこけたとか、感じたいだけとか、愛し合う為とか、絡めた足とか
撃ち落とされた天使とか、灰になるとか、眠りたいとか、失う度にとか、溺れたいとか
もがいているとか、怖がらなくて良いとか、輝きを失うとか、全てを奪うとか
震える指とか、見失うとか、掌から零れるとか、狂いそうとか、愛し合うだけとか
生まれた意味とか、麻酔をくれとか、指でなぞるとか、全てを失くすとか
何も聞こえないとか、消えないでとか、此処に僕は居るとか、誰も知らない場所とか
遠ざかるとか、浴槽に沈むとか、待ち続けるとか、血を流すとか、青く澄んでるとか
零れ落ちるとか、拾い集めるとか、二人だけの世界とか、君を観ていたとか
生きれたらとか、微笑んだとか、聴かせてよとか、歌ってよとか、もう一度だけとか
美しいとか、罪とか、罰とか、美しいとか、腐ったとか、何も感じないとか
身体を傷つけたとか、逃げ出そうとか、死ぬとか、悲しふりとか、傷付け合うとか

こんな類いは、もう沢山だ
自分の言葉で詩ってよもう
同じ様な言葉を繰り返し吐いて
一体、それに何を思えばいいのさ
何処かで見かけたとかのばかり
エモーショナル・モッシュ・ルーム
エモーショナル・モッシュ・ループ
エモーショナル・モッシュ・ブーム
エモーショナル・マッシュ・ルーム
男はひたすら暗闇の中を歩いていた。月明かりを浴びる女を探して。二人に面識なんてないが、お互いに会いたがって居たのだ。ある日、ポストの中に入っていた一通の手紙にはモンタージュ写真で作られた互いの顔が入っていた。純潔な二人は存在している人だと信じ、行動に移したのだ。そして二人は出会った瞬間に恋に落ち、バラ色の人生を送る事になる。暑い日は1つのグラスにクリームソーダを注ぎ、ストローを2本差して飲む。細かく淡い炭酸は心の弾け具合に似ていた。雨が降った日には一本の傘に二人で入って歩いていた。雨音がどれだけ騒がしくても、お互いの声しか耳に入らない位に夢中だった。ドキドキする思いをさせられそうになった時、男は女を愛おしく想い、女は男を逞しく想った。ある意味、二人はこの世を突き放している位の強い愛で結ばれていた。だけど白い雪が降る頃、蜘蛛が一匹やって来た「君達を巡り合せたのは僕。心の糸を勝手に結び付けて、恋人にしたのさ。真剣にお互いの事を想っていたようだけど、全ての思考や行動は僕が糸で操ってたのさ。もう君達の幸せの味には飽きちゃったから後は好きにして良いよ。バイバイ。」そう言った瞬間、プツンと何かが切れる音がして互いに顔を見合わせた時にどうしようもない絶望感が二人を襲った。女は凸凹の世界に落ちて行き兎や猫、トランプの兵隊に掻き回され。男は天使のリボルバーで額を打ち抜き、宇宙の上のヘヴンへと昇って行く。女が見上げる世界に、男が見下ろす世界に、互いの姿は見えなかった。

花を眺め、死を想う。かつて地の悲鳴が聞こえ、欲張りな津波が大陸を飲み込んだ時もメメント・モリの大合唱だった。赤い現象、赤い現象、赤い現象、赤い現象、赤い現象、赤い現象、赤い現象、赤い現象、そんな夜は鉄の味に変わり果てた水を飲む、恐ろしい子供達が影を大きくして外を燥ぎ回る。硝子みたいに壊され出すギャラクシー。セカンドビッグバンによるこの世の再起動に向けて動き出す。爆発の時に起こる数億カンデラの輝きをなるべくこの目で見たいから、サングラスと厚めのアンブレラが必要だね。ミッミッミッ!(ピューーーーン)こんな時だってワイリーコヨーテには関係無い。勝手にロードランナーをとっ捕まえる為に、アクメ社製品を使った発明でぶっ飛んでるんだ。思考が爆発する様なメッセージも頭ん中に飛び込んで来る。ミキサーで掻き混ぜられた様な混乱の後に、深呼吸をする感じで死を想いたい。一方、親友のジョナサンはジェットコースターで宇宙を掠るくらいの高度から、塵になってしまいそうな速度で落ちて行く。そのままスズメバチの巣を次々とぶち壊し、朦朧とする意識のままモーテルの壁を突き破りベッドに着地した後、嬲られ腹上死した。まぁもう良いのさ。解けない魔法を掛けられたシンデレラの様な君に、天使のセレナーデを聴かせてあげよう。死を想いながら聴いてくれ。天国にも昇る様な気持ちになって来る頃には、僕たちも飲まれてる頃だろうから。

お前の派手なやり方には驚かされてばかりだよ。毎回何人かは興奮の余りショック死してしまう程に、狂気のデットヒートかましてる。指揮者の様に、演説化の様に、誰もお前の演出する表現に異物としての姿を保てない。独壇場を拡大して行くお前は美しい。虜になった者は皆、羽虫の様に妖しく照らす月に翅を生やして羽ばたいてく。ボレロのリズムで宴が広げられている。幻惑の中を掻き分ける様に手足を動かして踊れ。何も知らない赤ん坊が錯乱した様な声を上げながら。そして、妖精を齧る様な口付けを交わす。月の下のお前はその様子を黙って眺める時があって、夢幻に消えてしまう表情をしているが、その顔が好きだ。お前とタンゴを踊りたい。惑星ソラリスの軌道に沿いながら。
東北より愛を込めて、疾風のブレードランナーは荒野の戦場を駆ける。この世に人が居る限り生まれる感情のモンスターから、人々から救う為に戦う。例えそれが無限地獄だったとしても…。21世紀最大の爆裂都市。映画みたいに煙り上げながら倒壊していくビル。古くからの教えが今にもそのまま伝わるのは難しいんだね。その時代に合って都合良く解釈され続けて、争いの原因になってしまっている。昔の人が今を見たら、きっとこんなんじゃなかったと嘆くだろう。いや、でも昔から会った事も無い神の教えは常に争いを作っていたか…。今日は、時空を超える様なトリップデイズ。フラッシュバックの輝きにも似た、お前の瞳の黒い所に飛び込んで行くのさ。謝肉祭は何時まで続くか分からない。踊って燥いでいる人達はいるけど、中身の善悪は案外バラバラで、それでも見せる笑顔は皆一緒なんだね。トリガーを引け!長く眠りこけている運命を呼び起こせ!トリガーを引け!打ち抜いた頭からおもちゃ箱みたいなワンダーランド、イメージをぶちまけさせろ!東北より愛を込めて、幽霊になってしまっても燦々と輝く笑顔のままのお前に捧ぐ。この国で私は何時までも願い続ける。

モナリザの涙が零れたら、それは超速へ向かって繰り返し加速して行く。もうこうなったら全てに中指を立てろ。全てにNOを示しちゃいなよ。そのミドルフィンガーはこの為にあったんだと知るだろう。バスターでぶっ壊して出来上がった残骸に、誰のレクイエムも必要なんてしない。再構築、最高築するんだ。地獄の辺土を宙ぶらりん、洗礼されなかった子供達がぶら下がる。誰もが無視をする中、モナリザだけがそれを見つめている。彼女はパンクロックジャンキーとセックス、ドラッグ、ヴァイオレンス、アルコール、マネー、ギャンブル、ジェノサイド、ロックンロールのビーチから見ていた。かつては赤かったチェリーも現在に至る原罪がびっしりと彫られて今じゃ真っ黒さ。だけどそんなの気にしないで口にするんだ。怪物みたいな奴、もう愛の歌なんてのも連続的に投与しても届かない。

誰かが、私の頭の中の建物に入って来る。想像の外からやって来た道化師だ。私は明かりの付けて無い部屋、13階の月光が包む部屋に居る。三日月にはドアがあり梯子が有った。そこから道化師が次々と降臨している。一匹が私の方を見て首を吊りだした。此処は13階、私に死ねって事なのか?此処からも聞こえる、1階のキャバレーが悲鳴に変わっているのが。だけど何処に逃げればいいのだろう。異人によって侵された狂気と凶器に塗れた夜。私はどうしたら良いのだろう。監視カメラの様子をテレビと繋いでみるとハート形の血飛沫と臓物で模った猟奇的な愛情表現があった。不味い、私はまだ生きたい。このままじゃ殺されてしまう。次第に部屋は赤く包まれていた。月がゴブリンに喰われて血を流している。狂いそうなのに微かな理性が脈打ってそれを邪魔する。人形になってしまいたい。無痛な人形になってしまいたい。ロマンもありゃしない夢魔の悪戯であって欲しい。高笑いで部屋の扉を壊そうとする音が、13秒も続いている。私はその方向を見て震えるしか出来ない。バンと乱暴に部屋を開ける音がして、道化師がゾロゾロと入って来る。そのディアボロを回しながら私を切り刻むのね…。
最新の流れが届いたが、どうもこの衝撃は官能に近い様で、命のセンサーがびしょ濡れになりながら行きたがっている。そんなの決まってる、タナトスの向こう側さ。気付いているだろ?性と死は繋がっているのさ。ドラマのヒロインがそれを証明しているだろう?主人公と愛し合ってどちらかが死ぬか、そのまま末永く生きるぐらいの違いがあるくらいで、必ず性と死は交じり合ってる。無知だったと涙を流さなくたって良いんだ。蜥蜴の肌をした少女よ。あの螺旋を描く虫は蝶々だよ。見かけに派手や地味は有っても口にしてみると一緒で苦いんだ。あれだけ花の蜜を吸ってるというのに。さぁ妙音鳥の囁きで、信じられないくらいに糞みたいな分裂した精神が見せる幻想から抜け出そう。君の声は誰にも聞えていない、君の心は誰にも覗かれていない、罵詈雑言が形になった生き物もいなければ、機械を頭に埋め込もうとする謎の組織、君を操ろうとする電波もない。そんな所に行こうよ。君が死んだら悲しいから。

一度生まれたからには、一度死ななきゃならないんだね。嗚呼、私のベイビー初めまして、会いたかったよ。何度目かの生ける地獄にようこそ。昔の事なんて忘れて、また性と死から生を感じる舞台に生まれ落ちて来たんだね。健康診断じゃ君は健常者だよ。身も心もヘルシーである様に育ててみせるからね。これからHELL-SEEな事が沢山あるんだから。魅惑的なサイボーグの亡霊が辺りをうろついているけど、怖がらないでね。彼等は自分が死んでいると気付かないし、自分の事を人間だと思い込んでいるの。そこを刺激さえしなければ大丈夫。夢を見ている人と一緒だと思ってもらえば良いよ。でもなんだろ、鍛冶屋も悪気は無かったんだろうけど、多くのモノに被害者と加害者を作ってしまった罪はやっぱり重いよね。死を願ってしまいたくなる時があるけど、この時の私はどちら側のモノなのになっていて、そう思っているのかは分からない。実際にやってしまえば分るんだろうけども…。私達の母に当たる女神にその答えを聞いてみたいけれど、筋違いなんだろうな。だって母は、全ての子供達が殺し合ってるのを良いとは思わないから。…でもこの状況が変わらないのは、股を開きっぱなしで命を垂れ流してるネグレクトな奴だからなのかも知れない。そんな女神からも愛される様に目立つ輝きを授けよう、サファイアの名と共に。発火から燃焼し鎮火するまでのラプソディーとしてベイビー、君に捧ぐよ。
このスピードは、お前の身体を張り巡るエレクトリック・ギャラクシーを加速させる機械。感覚の全てを置き去りにする。そうなるとお前は何処に行ってしまうのだろうか?可笑しくなったらチョコレートをあげるから、そこに飛び込んでしまえば良いんだ。お返しは要らない。お前がもしエンゼルフィッシュに変身する事になったなら、木星を泳ぎながら銀河に咲く桜が風に吹かれるのを眺めたいね。それか多分、マッドサイエンティストがお前の脳に直接、激しい憎しみをノイズとして囁くだろう。発狂した監獄で全てを掻き毟る音や金切り声は、地下室のメロディーとなって太陽を狂わせて殺すのかも知れない。

または最上級の暗い闇を全力で掛けているが、永遠に思える長さを味わうだろう。そしてやっと切り抜けた先の煌めきの中で、お前は高度な世界の優れた生き物になれる筈なのに、深くゆっくりとした誘惑に取り込まれ、再び青い世界から暗い闇へと沈んでいくのだろうか?奇跡を起こす神風は吹かず、情報が詰まってるんじゃない。何も無いゼロなんだ。きっと見上げた輝きはドレスの様に美しく見えるだろうね。

或いは調和の宇宙へと導かれる。でもあくまでもお前はカオスであろうとぶっ飛んでいるだろう。サイコキャンディーを舐めて、シルバーアップルを齧り、空間すら収縮してしまう程に甘く苦いチョコレートを口にする。正気なんてとっくに捨てている。危険な場所なんてなければ自ら作って、綱渡りするみたいにギリギリで生きようと囚われる。その姿はある種の偶像であり崇拝されるべき存在なのかも知れないが、ただひたすらに愚かにも見えるだろう。でも最初にも言った通り、このスピードは、お前の身体を張り巡るエレクトリック・ギャラクシーを加速させる機械。感覚の全てを置き去りにする。その先の向こうなんて誰も知らない。俺はただイフの話をひたすらしているだけ。向こうへ行ってもお前はお前であれ。向こうのお前に幸あれ。
プロローグとして、話したい事がある。サイケデリックは塗ったくれた感情の群れで、それの何処かを傷付けると症候群となって現れる。幸せの中に居た君は先鋭的な車に乗って快速に走っている時、全ての電話は君を殺したいと無差別に音を鳴らしているんだ。そんな事に気づかないで出たら、空を張り巡る様に飛んでいる電波よりも更に高く、高く、高く空へと飛んで行けば安心さ。そのまま夢の中へと吸い込まれて月の明かりから脱出をすると、危ない子供達がうろついてるかも知れない。それは太古から建築中のロマネスクに逃げ込めば大丈夫。だけど向かう途中、決して振り返ってはいけない。君の知らない感情がお前を支配したいと尾行しているのだから。怖いだろうけど常に笑っていろ。そうしていると近づいて来れないんだ。

中身の無い未来へようこそ。壁に描かれた「お前が好きだ」は夢なのか?真実なのか?極彩色の手品師はイリュージョンで錯覚の芸術を披露する。7つの天国から君をお出迎えする天使の翅を打ち落とせ、あれは人の外見をした昆虫なんだから。オリジナルラブストーリーは城の外見をした工場で製作され販売されているんだ。周りの奴らはまるで自分達だけで愛を育んで居る様に思えるだろう?違うんだ、人はそんな事が出来なくて実は買わされてそうしているのさ。肉体から生えて新しい薔薇に侵されてく君は神経症になってしまうだろう。死に物狂いで迫害運動の中を潜り抜けて、記憶の便りが届いて抜け出すのさ。

やがて、タブーを犯したくなる。知らない歴史の聖像なんて破壊したくなってしまう。君を侵す、君を犯す、君を冒す、胎児もその中に宿る胎児もマトリョーシカみたいに。初めて挫かれる心に天使みたいな会話をしたいな。こんな静かな夜には。もう一度、1つの生き物になってしまいそうな重なる口づけも交わしてみたい。悪い花を国家は情報として咲かせている。溺れる幻想都市で快楽の海に飲まれていく。青い霧に目眩を引き起こす月が混乱を見下してる。この中でもタブーな人達は中身が野蛮な夜会をひっそりと行っている。こんな月明かりの下が君の住む世界。
昔、私はある男に騙されて指紋を売ってしまった事があり、多分だけど今も何処かで何かをベタベタと触っているのだろう。持ち主の私はそれの善し悪しを判断する事が出来ないまま,多くのものに触れているのだろう。最早、私の指紋では無いのだろうと思ったりするけれど,元は私の一部だから悪いのに使われてなければなとたまに願ったりする。

昔、雨なんて降らなくて良いと頬杖付きながら窓の外を眺めていると、カタカナで私に暑い国の男が話し掛けて来た。私は雨をタダで上げると言ったがそれでは申し訳ないと、お金と何時までも冷たい宝石と交換する事にした。それからは私の周りだけは今も晴れている。ずっと晴れているのも案外酷いもので、あの時に貰った宝石は重宝している。時々だが、写真が自宅に届く事がある。そこには砂漠に咲いた花を背景にピースする男が写っている。

昔、嫌な出来事なんて無くなってしまえとネットサーフィンをしていると、嫌な思い出を提供しませんか?というサイトに辿り着いた。提供すると何に使われるか分からないが、とにかくトラウマとかも消えてしまうらしい。まぁ、登録とか無いので試しに1つ書いてみた。提供のボタンを押すと同時に頭の中がスッキリする感じがした。書いた事を思い出してみようとしたけど思い出せなかった。でも、何だろう私は急に怖くなった。嫌な事を全部書いて消してる内に今の自分の良い所が変わって別人になってしまうんじゃないかと思った。このままじゃ辛い思いをして来た中で築いたモノ、それを全部無駄にしてしまうと思い私は、このサイトの事を書いた後に提供ボタンをもう一度押した。

昔、近所の猫が「人、貰ってる、言葉、頂戴。」と私に話しかけた。「何が欲しいの?それを貰って何をするの?」と尋ねると、「にゃー、にゃー」と鳴いた。お目当ての言葉が貰えて無いそうだ。私は悩んだ末、具合が悪いと違うを渡した。猫は「…違う」と言ってトボトボと歩いて行った。何となく渡したけど、私は具合が悪くても人に言えず、否定出来ない人間になってしまった。

今、私は誰かに私を盗まれている。私じゃない私が今も何処かで私として生きている。本来の私は盗まれて居ない。盗んだ人になった訳でも無い。居ないのである。こうやって書いている私は一体、何なんだろう…。
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