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更新はゆっくりです。いつか誤字脱字も直して詩集を出したいです。
ドス黒い沈殿物が
昇る日に焼かれる
その断末魔を聞かずに
清掃員が拭いた
青空の下に起きる
手放せない蕎麦殻の
思い出が詰まった枕
冷めた涎に濡れて
頭を上げれば
か弱い音を鳴らす
これから私は己の身を
外に投げ出す
その前に
お日様みたいな目玉焼き
柔らかい食パンに乗せて頂く
それから物語が始まる

この踊り場は
ダンスホールにしては狭すぎる
だから立ち止まらないで下る
自転車を漕ぐ
金曜ロードショーのおじさんみたいに
何かを上映出来たら良いのだけど
代わり映えの無い景色を見せるばかり
原因不明のもたもたで
飛び込むように電車へ
緊張と鬱屈のラッシュアワー
社会の縮図
サンドウィッチそしてハンバーガー
とにかくギュっとした
そんな名前がお似合いだ

次が何個も付くその先へ
途中で出て行く人波に逆らって
発見した科学者
発明した開発者
歴史切り開いた開拓者みたいに
見付けた空席に飛び込んで
イヤホンを耳に刺し
アラームが鳴るまで

おやすみ
おやすみ

ヘトヘトなのに
まだ働かなきゃいけない
心臓の歯車を回す
階段みたいな書類
駆け降りるには急勾配
優しくないブルーライト
呼んで呼ばれての電話の音
整体で揉まれた筈なのに身体は固い
神経も石になる
だけど夕方には帰れる

私の疲れた身体から
沈殿物が滲み出る
そしてこれが夜を濃くする
だけどまだ寝ない
帰るのすら嫌になるけど
電車に飛び込む
今度は人が沢山増えて来て
大勢と一緒に駅を出る
そして自転車のライトを付けて
アパートまで漕ぐ
乳酸の溜まった足を上げ
一段ずつ階段を上る

今朝よりも重いドアを開けて部屋へ
手抜きで買っといた
冷凍食品を温めて食べる
何処かの知らない母の味は
コンビニやスーパーで売っている
気持ちに反して
バラエティーは笑っている
ドラマは見ないで録画して
休日にでも纏めて見る
群像劇をして来たばかりだから
アロマの香りがする
お風呂に長く浸かる
タイタニックみたいに沈んでく
そしたらパジャマに着替え
私の過去が残る布団に包まれ
カーテンの隙間から漏れる
月光を眺めながら
いつの間にか目を閉じて

おやすみ
おやすみ

おやすみ
おやすみ
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