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更新はゆっくりです。いつか誤字脱字も直して詩集を出したいです。
買ったばかりの雨傘が、怒った風に殴られて
マリリン・モンローみたいに捲れて、骨が折れて重傷だ
出血はしていないようだが、もう助からない
誰も見てないから投げ棄てて、観客は居ないが踊ってみた
気分が乗らないから直ぐに止めた
本当はそれでも恥ずかしいから
この気持ちが僕を正してくれるし
挑戦させてくれないのだろうなと思ったりもする
世界の汚れを吸った雲が、抱えきれない感情を
雨粒にして私や町に叩き付ける、だが打たれても痛くはない
そんな風に出来ている
それと同時に水も滴るなんちゃらは、何時まで経っても始まらなかった
美しくなんて無い、ただどんよりと渦を巻いてるだけ
アイロンで伸ばした髪がクルンと巻いている
私はこれが嫌いで堪らない

指先から体温が手離されていく、つま先は靴下で温いまま
この気持ち悪い感じを手離すには後、どれくらい歩けば良いのだろう
嵐が町を通過する、そんな日に掻き消される蛙の唄
カタツムリの轍、どうしようも無いと掻き消された鈴虫の鳴き声
まるで最初から無かったかのようだ
命が1つだけ野晒しになって雨に打たれている

身体を前傾にし、鍛えて来なかった体幹に力を入れながら
私はずぶ濡れのスーツで家路を目指す
健康なんて目指さなければ良かった、明日はきっと風邪だ
ついでに体中が筋肉痛だろう
行けると思った勇気は、大事な時までしまっておけば良かった
張り巡らされた排水路が、感情を逃がそうと、海へ還そうとしている
だけど、受け止め切れずに溢れさせてしまっている
私は此処に来るまで、どうだっただろうか
多くの感情を前に、一体どれだけ受け止めて
どれだけ溢れさせて来てしまった事だろうか
分からない、考えたけど考えられない
多分、排水路の方が立派に違いない

家までもうちょっとって所で、嘘みたいに晴れてしまった
これからお風呂に入り、早めのパジャマに着替えるつもりだったのに
何だか損したような気持ちだ
だけど潤った空に、瑞瑞しい夕陽を見れたから良いのかも知れない
赤色の多い虹が掛かっていて、粒子に溶け込んでいく
取り残された子供達をそこで見たような気がするが、疲れてるせいだろう
もう1つ、気のせいかも知れない事がある
何だか、ちょっと喧嘩してしまった友達と会って喋りたいと思った
きっと嵐が持ち去って、海に流しただろうか
すると、びしょ濡れのポッケでマナーモードの振動が鳴った
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