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更新はゆっくりです。いつか誤字脱字も直して詩集を出したいです。
嗚呼、私はどうすれば良いのだろうか?
妻の体は白に包まれて行く
もう胸の辺りまで真っ白だ
深く息を吸うが肺は膨らめず
弱い呼吸を繰り返すしかない
私は妻の硬くなった太股を触る
微かにだが体温と拍動を感じる
体内は軟らかいままのようだ
だがそれを知った所でなんになるのだ?

私は布団の前で正座し
何日も風呂に入らず雲脂だらけの頭を掻き毟った
録に食事も寝もせずに妻の前でただこうやって
泣く事しか私にはもう思い付かないし出来やしない
そうする事で苦しむ妻と同じ立場になり
無力な私が許される
そんな気がしたのだ

私は何度も医者を呼んだ
だがしかし妻の容態を見るなり
急用を思い出したと行って帰って来ない
何時になったら戻って来るのだろうか
目の前で苦しむ妻よりも大事な用事とはなんなのだろう
ある医者を招き入れ妻に会わせると
背を向けて帰ろうとするので
私は彼の足をぎゅっと掴む
何処へ向かわれるのですか?
医者は私の腕を振り払い
知らないと言って家を出ていってしまった
それを最後に私は医者を呼ぶのを止めた
だが、どうしたら良いのか私は何も知らないままだ

最後に医者を呼んでから三度の日を跨いだ
もう起きているのか寝ているのか分からない
非常に曖昧で畳から浮いている
引き延ばされた時間の中に私は座っていた
その中で妻の絞った声が聞こえた
今までありがとうございます
その声を聞いた瞬間
私の視界に黒い幕が降りて来て
ぐるぐると意識が解けていった

目を覚ますと朝で
妻は安らかな顔で
頭の先まで真っ白になっていた
涙を既に枯らしていた私は
畳をひたすら殴った
皮膚を破り血が滲んでも
構わずに殴った
この何も出来ない私の手で妻の頬に触れる
すると硬い頬の奥に流れる物を感じた

私は急いで服を脱ぎ
妻の服を脱がせ割れないように抱いた
この温度を逃がさぬと抱いた
日なんて幾つ跨いだか分からない
ある朝に妻の白い体が内側から割れる
中から羽の生えた赤子が何体も飛び出し
私は驚いて尻餅を付く

暫く呼吸すら忘れていたが
その後直ぐに窓を開けて放してあげないといけないと思った
死んだ部屋の空気と沈んだ埃と一緒に
赤子達は空へと飛んでいった
きっと医者が言っていた知らないとは違う場所に
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