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更新はゆっくりです。いつか誤字脱字も直して詩集を出したいです。
1日
コーヒーでも飲もうかと思うと
香水のきつい女がそれを嫌がった
私はそれから逃げる様に
眼鏡を外しぼやけたデザインを眺めた

2日
望遠鏡で覗いた月は
その中にスッポリ納まってしまって
何時もよりも何だか小さくなっている様だった
私はガッカリしながら望遠鏡から目を離した

3日
登山していると今まで背負って来た物
全て下ろして楽になりたいなと思う
そして山頂に着いた時
転げ落ちる様に下山したいと思う

4日
天使の里親を探している
だけどこの奇妙な生き物を誰も飼いたがらない
羽が黒くなり角が生えだしている
悪魔化が始まろうとしている

5日
レモンプールでビタミンCに溶けたい
時刻表を確認して隣町へ向かう
町は堅苦しい音楽が流れていた

6日
あなたの国はやり方を教えて物を与えても
何もせずに売ってしまって苦しいと言っている
もうそんな国は滅んでしまえばいい
どれだけ協力しても形にする事が出来ないのなら

7日
死んだ筈のあなたが居るミステリー
意識が戻ったら家庭を築いていたミステリー
身の回りが違和感で包囲され
私は謎に身を置く事になる

8日
木漏れ日を避けながら歩く彼女は
まるで踊っているかのよう
骨と骨を連結する関節が滑らかに動く
僕は怪我をしないか心配な目で見守る

9日
トラックの中には利用方法が不明な道具ばかり
それを明日の朝までにそれを各地へ届ける
サンタにでもなった気分だ

10日
ドラムを打ち鳴らしたみたいな星空
何だかんだ眩し過ぎてサングラスが必要さ
缶詰に幾つか入れたら
明かりの少ない所に放ってあげるんだ

11日
去り際にウィンクされた
それは僕の胸に飛んで来たから
銀河鉄道に乗る事になってしまった

12日
オール電化の家は停電に弱い
今夜はとても冷えているから
物置から石油ストーブを取り出した
壊れてないかちょっと心配だけど

13日
君と過ごしたこの部屋ともお別れ
今は綺麗に片付いているけど
何処に何があったか鮮明に覚えている
その中で君がさようならと言った

14日
鉄道に乗る事を勧めている
写真を撮る為にに車で移動して
花を潰して居る様な奴は
脱線した電車に轢かれて死んで終えばいいのだ

15日
今日も生きてられるのは
誰かに助けてもらえているから
その事を忘れずに感謝して過ごして行きたい

16日
この灰だけの世界からもう抜け出せそうにない
食料もとうとうこの飴だけになってしまった
これを最後まで残したのは
自分でも分からない

17日
カラオケでお気に入りの歌
誰にも気を遣わずに一人で歌えるのは
とても心地の良い事だ
もう喉が潰れてもそれすら快感だ

18日
輪廻みたいなフラフープは土星の環
ミニスカートの中にある秘密
統計学で導かれる今後

19日
バーゲンセールで大安売り
私は自分の値段を下げた
すると多くの男が私に群がり
私を嬲り、貪り、しゃぶり尽くすのだった

20日
髪が抜けたのを集めて
筆や箒にしていました
新聞広告には関心の無い物ばかり
大きく載っていました

21日
小さな灯りが集まる
それは大きな蛍となって飛行する
あれは戦争で命を落とした人達の魂だ

22日
スカイダイビングしながらの結婚式
パラシュートは開かないまま
アニメだったら此処で奇跡が起こるのに
もう地上まで後僅か、間に合わない

23日
電話先の男は何かを必死に伝えようとしたけれど
私は全て繋がって聞こえていた
彼は青森出身の未来人で
私に起きる出来事を知らせようとしているのだ

24日
書いていた文が取りになって空を飛ぶ
それは誰かの元へ届くのだろうか
それとも雨が降って流されてしまうのだろうか

25日
私がリクエストしたのは
チェリーを復刻させる事
ホープを存続させる事
栄養満点の煙草にする、それだけだ

26日
サーカスがやって来た
子供達は中に入ったきり帰って来ない
皆、ピエロにされてしまったのさ

27日
読書をするには良い雰囲気だ
私は世界一長い葉巻を吸いながら
一日中、活字を追いかけて行った

28日
彼は何度言っても速記をする様な汚い字は直らなかった
甲骨文字を眺めているようである
だけど人類の歴史よりも不快感を感じる

29日
ホームビデオには幼い私が居た
今の私からは想像の付かない燥ぎぶり
どうしてこうなってしまったのだろうと
見ているのが辛くなり止めた

30日
初恋はとても辛い物だった
胸のドキドキ、上手く喋れない
一喜一憂の情緒、天邪鬼な態度
まるで精神病だった

31日
日本茶には詫び寂が入っているそうだ
私はそんなのお構いなしにがぶ飲みし
飲み飽きたら捨てた
作法なんて知らない
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