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更新はゆっくりです。いつか誤字脱字も直して詩集を出したいです。
お月様のファスナーが開けられる

誰も備えていないから

兎が耳をばたつかせ
蟹はクラムボンの事を考え
バケツを運ぶ女性が水を撒け
本を読む老婆は何かを悟り
横顔の女性はそのまま
水を担ぐ男女は抱き合い
吠えているライオンは空を睨み
薪を担ぐ男は家族を想いながら

ゆっくりと
重力を抱えて
地上へと落ちる

もう後戻りは出来ない

枕の綿じゃ
受け止めきれない
緩衝の無い感情は
打ち付けられる

夢の心地ならどうにかなるけど
それじゃちっとも救われない

濁りの無い願いを
流れ星は決して拾わない

どうでも良い事ばかり
聞いてくれるのに

鮮血は天の川となり
この星から

恋人達を引き離す
命を引き剥がす
運命を突き放す

ファスナーが開いたらままのお月様
垂れ流しの涙を架け橋にするけど

方舟が見付からない

誰も乗れない
救えない

宇宙に水没する
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